花祭窯

花祭窯25年目スタート!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯25年目スタート!

6月9日ロックの日は花祭窯の創業日。応援してくださる方々のおかげで、また年を重ねることができました。ありがとうございます!

「やめなかっただけ」ではあるものの、四半世紀に突入するとなると、自分たちのことながら「ほほぅ」という感じは致します。来年の25周年を笑顔で迎えることができるよう、この一年も全力で仕事を楽しんでまいります。

今朝はロンドンに住む友人からの嬉しいメッセージでスタートしました。Sladmore Contemporaryで開催中の展覧会Beyond Bronzeに足を運んでくだり、「新作見たよー」と写真入りで報告。ロンドンはロックダウンが徐々に解除され、ギャラリー街も活気を取り戻しつつあるようです。

日英の往来がこんなに難しくなるなんて、ほんの2年前は思ってもいなかったこと。でもそもそも創業時には、海外展開するとはまったく思ってもいなかったのです。花祭窯創業時のダンナの志とか、陶芸家としての理念・使命感といったものはまったく変わっていませんが、その一方でマーケティング的な方法論についてはずっと変化し続けています。

変わるものと変わらないもの。両方あってこそ、生業として続けることができているのだとつくづく思います。今日も面白い一日をご機嫌に。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。