読書『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)堀江貴文・荒木賢二郎著

読書『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)堀江貴文・荒木賢二郎著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)堀江貴文・荒木賢二郎著

タイトルの『堀江貴文の…』の前に赤字で「今やらないヤツはバカ!」と書いてあります。さすがホリエモン。煽り系の乱暴な語り口に、熱意と愛を感じます。メディア(本にしてもテレビにしてもインターネットにしても)を通して見るたびに、どうしてわざとこんな風な言い方にするのかなぁ、と思いますが、実はとても親切な方だと思います。あ、上の写真は、本文とは全く関係ありません。

さて『堀江貴文のChat GPT大全』、ホリエモンはじめ18名の「Chat GPTを自分の仕事(あるいは生活)にどう生かしているか?」が載っています。職業がそれぞれにバラバラな、いろんな方が、ご自身の言葉で「Chat GPTとは?」を書いています。ほんとうに事例がさまざまで、書き方も統一されていません。なのでむしろ、自分の感覚に近い方が見つかると思います。一方的な「こんなにすごい!こう使うべき!」論ではなく、とっつきやすいとわたしは感じました。

Chat GPTはご存じの通り生成AIのひとつなわけで、以前このブログで話題にしたのはちょうどひと月前のことで、「わたし自身はまだ手を出していません」と書いておりました。が、本書を読んでようやく「うん、まずは使ってみよう」と思えました。

ちなみに「あ、なるほど」とわたしが一番胎落ちしたのは、まぐまぐ創業者の大川弘一氏の章でした。具体的な方法論は一切書いておられません。本書のなかでこの部分だけ読んだら、訳が分からないかもしれません。が、「自分の仕事のなかでどう使えるか」が一番イメージしやすかったのが、大川氏の書いた部分でした。

わたし自身は、Chat GPTを含めた生成AIを、誰もがすぐにでも始めるべきだとは思いません。けれども、スマホ文化がそうであったように、好むと好まざるとにかかわらず、生成AIが当たり前に生活の中にあるという状況が、もうスタートしつつあるのだということが、よく分かりました。なので、気になっている方には、本書はおススメです。

『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)堀江貴文・荒木賢二郎著

ところでローカルネタですが、じり貧(といわれている)の在福岡(北九州)ラジオ局 cross FMにホリエモンが入ったので、感謝するとともにとても期待しています。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。