藤吉憲典画 馬

「デザイン開発ワークショップ」3日目。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「デザイン開発ワークショップ」3日目。

福岡県商工部新事業支援課さんからご案内をいただき、年初1月からスタートした「デザイン開発ワークショップ」。昨日はその3回目でした。ミーティングルームのある西日本工業大学地域連携センターは、JR西小倉駅から歩いて3分ほど。少し早めに到着したので、小倉城のお堀沿いに歩いたりして、ちょっぴりお出かけ気分を楽しむことが出来ました。

さてワークショップはいよいよ後半に入り、参加企業三社三様にワークショップの成果が具体化しつつあることを実感する回となりました。試作品を持ってきたり、クラウドファウンディングの成果と課題を報告したり。そのそれぞれに、皆でなんやかんやとアドバイスを入れていきます。アドバイスというほどのものでなくても、「自分はどう思う・自分だったらどうする」と自由に発言することが、大きなヒントにつながっていくのを、過去二回のワークショップで体感しましたので、発言は遠慮無しです。

それにしても、1月の初回の混沌とした状態から考えると、三社とも大きな変化を遂げています。1回目を終わった時点では「2時間×4日=8時間のワークショップで各社の課題を解決に導くというのは、なかなかハードルが高い」と思っていましたが、なんのその。最終回までになんとかひとつでも形にするという強い気持ちを、ワークショップに参加する事務局・アドバイザー・受講者皆が持っていることが、それぞれの前進につながっていることを実感します。

そんなわけで、ワークショップは残すところあと1回。来月開催の最終回に向けて、やるべきことをどんどん進めて参ります。

↓過去2回のデザイン開発ワークショップ報告はこちら↓

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。