津屋崎浜

「Chat GPTを自分の仕事にどう生かしているか?」の、その後。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「Chat GPTを自分の仕事にどう生かしているか?」の、その後。

ホリエモンこと堀江貴文氏の著書『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)を読んだのは、2023年11月も終わろうとしていたころ。わたし自身が実際にChat GPTを使い始めたのは、そこからまた時間を経た2024年2月のことでした。

その後のたった1年の間に、世の中には生成AIをテーマとしたセミナーや本が大量に出てきて、実際に仕事で実用的に生かしている人もどんどん周りに出てきて、日常的にさまざまな場面で「知らなかっただけで、実はこれも生成AI」というサービスに取り囲まれていることに気づく…という今日この頃。ウェブ上のサービスにおける、チャットボットでのヘルプ機能などは、どんどん改良が進んでいるのを実感します。例えば、花祭窯ではクラウド会計システムを利用していますが、決算書の作成や確定申告の準備でわからないことが出たときも、ほとんどはヘルプの自動回答で解決し、すごいなぁと思いました。

Chat GPTというのは、そんな生成AIのなかのひとつのサービスなわけで、生成AIを学んで使いこなそうとしているお友だちの話を聞けば、いろいろなタイプのものがあり、それぞれに得意不得意があるから、ケースに応じて使い分けるのが良い!ということだそうです。実際に実践セミナー的なものにも出てみたことで、知識としていろんなサービスがあることがわかりました。が、わたしにできる方法は、自分の理解の範囲で少しづつ前に進むこと。なので、身近で信頼できる方々がSNSで共有してくれる「こんな使い方してみた」という事例を参考にしながら、自分にあてはまる方法を試しているという感じです。今のところ、意識的に使っているのはChat GPTだけ。

一番最初に「これは使えるかも」と取り入れたのが、翻訳機能としての使い方。前にもブログに上げていましたが、Deeplとの二段構えで使っています。両方使うことで、自分の伝えたいニュアンスに近い表現を見つけるのが以前より容易になり、英文メール作成に掛ける時間はずいぶん短縮しています。Chat GPTの良いところは、なぜそのような言い方にするのがベターなのか、きちんと説明もしてくれるところ。とても勉強になります。お友だちに、Chat GPTを英会話の先生のように仕立てて使っている方がいるのですが、さもありなん、です。使いこなしている方は「自分用」にカスタマイズしているのですね。

それから最近増えている使い方は、「検索」。「もともと検索はAIの得意とするところ」という話を聞いて、そりゃそうだ!と思いました。出典とともに情報を並べてもらうことができるのは、とても便利です。もちろんChat GPTの画面に「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」と出ている通り、「裏をとる」ことは必要です。Chat GPTに限らず、インターネット上にある情報はそういう(ファクトチェックを要する)性格のものという前提ですね。

それからもう一つ、例えば作品紹介などの文章作成をする際に使うのも便利ですが、Chat GPTはもともと英語で考えて答えが戻ってきているのか、日本語での回答も言い回しが英語っぽいことがよくある、ということに気が付きました。もともとAIが作った文章をそのまま使うという選択肢はありませんが、「人の目チェック」の必要性は、わたしは使うほどに感じています。これも使いこなしている方に聞くと、どのような日本語にすべきかの細かい指示をパターン化しておくことで、ずいぶんと解決できるようですが、なかなかそこまでは出来ておりません。

本日は、自分の進捗状況備忘録としてのブログでした^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。