こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
いろいろ、あちこち、情報集めと種まき。
今日は朝から博多方面へ。福岡商工会議所さんが主催する観光商談会に参加して参りました。2回目の参加です。前回は…と確認してみたところ、2019年。昨年もご案内を頂いていたのでしたが、コロナ禍下で参加を見合わせたのでした。
思えば前回この商談会に向けて具体的に準備をしたことが、肥前磁器の伝統工芸文化・技術を伝えていく方法のひとつとして観光視点でのアプローチもあり得るということを、きちんと考える機会につながったのでした。もともと伝統工芸の産地では、伝統工芸と観光とがセットになっているようなところがありますが、そういうものとは異なる方法、花祭窯だからこそできるやり方があることに気づいたのでした。
前回から4年を経て、旅行をする人々が旅先に求めるものが、どんどん変わっていることを、随所で印象付けられた商談会でした。例えば参加者を一覧したパンフレットを見ても、従来の柱である「飲食」「お土産」「宿泊」よりも、「体験プログラム」「アクティビティ」「鑑賞コンテンツ」といったジャンルが強調されているのは、新鮮に感じました。またそれらのジャンルにさまざまなプログラムがあり、一利用者としての目線で興味をそそられるものがたくさん。
さて今回は3社の方々と面談。それぞれに得意分野が異なられるため、お話をするなかで、さまざまな知見にふれることが出来ました。残念ながら観光マッチングという面では、成約しそうなものはありませんが、1社とは今後一緒になにかできそうなことがあるという手応えがありました。ここでいただいたご縁を生かせるか否かは、自分たち次第。いい形で何か成果を出せると良いな、と思っています。
というわけで、今回も福岡商工会議所さんにたいへんお世話になりました。お声掛けくださり、ありがとうございました!