鯛の豆皿 藤吉憲典

こどもの日。→こどもの月。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

こどもの日。→こどもの月。

5月5日は子どもの日。花祭窯の玄関先には、恒例となった「鯛の豆皿で見立てた鯉のぼり」を飾っています。

鯛の豆皿 藤吉憲典

津屋崎に工房を移してすぐのころでした。藤吉憲典の定番ロングセラーのひとつである鯛の豆皿を「子どもの日に孫にお祝いで贈りたい」とお買い求めになったご婦人から、ヒントを頂戴した「鯛のぼり」。

今年は緊急事態宣言下であることから、5月10日(日)の母の日を、拡大して「5月は母の月」にして祝おう!という流れがあります。毎年母の日前後は、贈りもの需要で宅急便などの物流は大忙し。これを「母の日」→「母の月」にすることによって、少しでも荷物の集配を分散しましょう!ということのようです。

理由はどうあれ「お母さんに感謝する日」が1日から1か月間に広がるのは、とっても好いこと。ならば「こどもの日」だって「こどもの月」でよいのではないか!?と思ったのでした。じゃあ、6月の父の日は…ということで、6月は「父の月」でしょうか。

ともあれ、感謝したり祝ったりという気持ちは笑顔を呼びます。ならばこの際「○○の日」→「○○の月」とする動きを、個人的に加速していってみよう!と決定した、子どもの日の朝(笑)。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。