津屋崎千軒豊村酒蔵

ご近所で社会科見学。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ご近所で社会科見学。

ここ津屋崎千軒に工房兼住居を移転してきて、もうすぐ丸八年です。江戸末期から昭和初期にかけて、塩田と港による交易で隆盛したといわれる津屋崎千軒には、往時の面影がしのばれるスポットが点在しています。

お天気の良い週末、そんなご近所をあらためてじっくり拝見する機会をいただきました。国登録有形文化財である藍の家と、そのお隣の豊村酒蔵。写真は豊村酒蔵さんの、今はもう使われていない煙突を見上げたところ。

ふだんからしょっちゅう前を通っていても、やはり見応えがありますし、説明を伺えば新しい発見もたくさんあります。古いものが残ってきた歴史には、その時々のエピソードが伴うものですね。「ちょっとそこまで」の感覚で、このような社会科見学ができる贅沢に感謝です。

そうそう、福岡界隈にお住まいの方にはご存知、地域情報誌の『シティ情報ふくおか』2020年4月号には、福津市内のスポットを紹介する「福津市観光ブックレット」がついています。よかったら、手に取ってみてくださいね♪

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。