藤吉憲典の書画@なごみ

ご近所観光案内施設「津屋崎千軒なごみ」で「藤吉憲典 書画展」を開催しました♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ご近所観光案内施設「津屋崎千軒なごみ」で「藤吉憲典 書画展」を開催しました♪

銀座黒田陶苑さんでの個展、博多阪急さんでの個展と続き、七月のラストは、いつもなにかとお世話になっているご近所観光案内施設の「津屋崎千軒なごみ」で、書画を飾りました。

ここ2-3年力を入れてきた、藤吉憲典の書画作品。表装してご覧いただけるようにしたものを、一堂に会して見れるようにする機会をこれまで作っておりませんでした。その前の個展機会も、銀座と博多で分けて展示したので、「ぜんぶいっぺんに観れるように」というのが、わたしたち自身のやりたかったことでした。

藤吉憲典の書画@なごみ

ホワイトキューブのギャラリーと異なり、和室の壁面を使っての展示は、リラックスした雰囲気となりました。ご近所さんやお友だちが立ち寄ってくださり、良い時間となりました。なにより当初の目的通り、わたしたち自身が、今書画作品が全体としてどのような顔ぶれになっているのかを、文字通り一覧でビジュアル的に確認することが出来たのが、良かったです。

遊びに来てくれた友だちのなかには、海外の美術館で展示をする現代アーティストさんのご夫妻や、大型遊興施設を手掛ける建築家のご夫妻などもいらっしゃって、現代生活空間のなかで書画(平面作品)の表装(飾り方)をどう考えるべきかなど、おしゃべりのなかで貴重なご意見をいくつもいただきました。ざっくばらんにご意見をいただくことが出来たのは、プライベートスペース的なこじんまりとした展示だったからこそであり、思いがけずとてもありがたいことでした。

なごみには、展示スペースのレンタルもありますが、時間貸しの和室があり、わたしは仕事で籠りたいときにここを借りることがあります。今回の展示は、この和室をお借りしたのでした。いろいろと使えて便利なご近所さんです^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。