こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
昨年は映画館にあまり足を運べませんでしたが…2024ふじゆり的映画ベスト3。
そもそも映画館で観た本数が8本と少なかったので、そのなかからベスト3を出す意味があるのか?という気がしなくもありませんが、備忘録。昨年は年初に『ラーゲリより愛をこめて』(2022年)を観ることが出来て幸先が良かったのですが、その後は映画館に行けるぞ!というタイミングで、映画館で観たい作品を見つけることが出来ませんでした。別の館に足を運べば解決することではありますが、なかなかそこまでに至らず、近所のTOHOシネマズさん頼りです。
1位 『フェラーリ』
なんといっても、主役のエンツォ・フェラーリを演じたアダム・ドライバーが最高でした。そして映画のハイライトであるロードレース「ミッレミリア」のシーンで、イタリアの街中の景色と自然の景色を大画面で楽しむことが出来たこと。おまけに、わたしがフェラーリについて唯一知っていたエピソードを、エンツォ・フェラーリ自身のセリフとして聞くことが出来たこと。こう書きながら、また見たいと思っている自分がいます。
2位 『ジャンヌ・デュ・バリュー』
ジョニー・デップ出演の最新作でした。ジョニー・デップ演じるルイ15世の最後の公式愛妾といわれたジャンヌ・デュ・バリューの、波乱の人生。全編フランス語、ヴェルサイユ宮殿での撮影、衣装はシャネルが全面協力と、とにかく美しい世界観が作り上げられていて眼福でした。そして、ルイ15世の御付きの人を演じた俳優さんが、とても素敵でした。
3位 『ラーゲリより愛をこめて』
見損ねた!と思っていた映画を、映画館で観ることができる機会があると、とっても得をした気分になります。「午前10時の映画祭」などはまさにそんな気持ちに応えてくれる者なのですが、残念ながらご近所の映画館では2024年から上映しなくなってしまい、がっかりしていたところ。本作は、ご近所の文化会館がイベント上映してくれました。
主人公を演じた二宮和也くんはもちろん、俳優さん一人一人=登場人物一人一人の存在感が胸に迫ってくる映画でした。うちの映画好きの息子は、この映画を封切り後すぐに観に行き「号泣もの」と称賛していたのですが、その通りでした。
今年は月1ペースで観れたら良いな、と思いつつ。TOHOシネマズさん、期待していますので、よろしくお願いいたします!