平野啓一郎著作

ついに、平野啓一郎著作。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ついに、平野啓一郎著作。

カズオ・イシグロ氏の小説をおおよそ読んでしまい、さて次はどうしようかと思っていたところ、いつも使っている福津市カメリアステージ図書館の「図書館だより」に、2019年本屋大賞ノミネート作品が紹介されていました。

ノミネート作品名の並びに平野啓一郎著『ある男』(文藝春秋)を見つけ、そういえばデビュー時からずっと気になりながら一度も小説を読んだことが無かった!ことを、今さらながらに思い出しました。

我が家でとっている地方紙「西日本新聞」には「提論 明日へ」なるコーナーがあり、その連載で平野啓一郎氏が執筆するときがあります。そのおかげで彼の文章を定期的に読むようにはなっていて、あらためて興味が湧いてきていたところでもありました。

これはきっと、わたしにとっての「平野啓一郎デビュー」のタイミングなのだと勝手に決めて、まずは図書館で検索。最新作の『ある男』は貸し出し中だったので、すぐに借りれるものを入手。それが写真の2冊でした。

ちょうど週末にかかったので、分厚い『ドーン』(講談社)にチャレンジ。何日かかるかな、と思っていましたが、二日で読み終わりました。493ページ。続きが気になって気になって、一気に読んでしまいました。おかげでこの週末にやろうと思っていた掃除片付け諸々は、すべて次週に持ち越し(笑)ですが、 まずは一冊目、よかったです(^^)

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。