アーティストな友人との語らい。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーティストな友人との語らい。

週末、現代美術家である友人が、約1年ぶりに遊びに来てくれました。春先に遊びにいらっしゃる予定だったのが、延期になっていたのでした。我が家にいらっしゃるのは三回目ですが、毎回特に目的をもっていらっしゃるわけではなく、のんびりと近況報告に来てくださいます。

秋晴れの縁側で窓を開け放ち庭を眺めつつ、友人・ダンナ・わたしの三人で、なにげないおしゃべり。写真は、その場に香りを添えてくれた我が家のキンモクセイ。なにげないおしゃべりではありますが、そこはアーティスト同士。ゆったりとした会話のなかにも、面白い発見がたくさん。またお互いに話をすることによって、各々自らの立ち位置や方向性を確認できるというグッドポイントも。あっという間に時間が経ってしまいました。

この1年のあいだに彼は東京から鹿児島へと拠点を移し、三カ月の語学留学に出ていたのですが、それらの経験を経て、明確な目的と可能性に向かって突き進もうとしていることが伝わってきました。語学留学の話、鹿児島でこれからやろうとしていることなど、淡々とした語り口ながら「生み出す人・創り出す人」としての情熱を感じました。

十年来の友人ではありますが、アーティストとして一緒に何かをしたことはありません。彼が鹿児島に居を移したことによって、何か一緒にできることがありそうで、とてもワクワクしています。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。