こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
サッシン・ベースの宿題「7分間のピッチ資料をつくる」にチャレンジ中。
福岡県の商工部スタートアップ推進課からご案内をいただき、8月からスタートした支援事業「サッシン・ベース」。10月に開催されるワークショップ第2回目を控えて、宿題が出ました。「新規事業について、7分間のピッチ資料を作る」というもの。さっそく、週末から祝日にかけての時間を使って、取り組んでみました。
ピッチ資料には下記の内容を含めて!ということで
- どんな問題を解決するのか?(背景や課題)
- どんな商品やサービスを提供するのか?(解決策)
- 誰に向けたビジネスなのか?(市場)
- どうやって利益を出すのか?(収益モデル)
- 競争相手は?(競合分析)
- どのように事業を大きくしていくのか?(成長戦略)
1.から3.まではサクサクと進んだものの、「4.収益モデル、5.競合分析、6.成長戦略」という段になって、はて?と手が止まり。ふだん事業計画を考えるときに、わたしの頭は後半3つを(前半3つほどには)重視していないらしい…と判明しました。こういう発見があるのも、ありがたいことですね。
これではイカン、ということで、さっそく参考書を求めてまずは図書館検索。思いつくキーワードを入れては出てくるビジネス書をチェックして、できるだけ最近発刊されたものをいくつか選びました。ビジネス書、あるかなぁ…と心配していたのですが、とりあえず今回のピッチ資料に活用できそうなものを数冊見つけることができて一安心。本屋さんに行けばもっと選び放題であろうことはわかっているものの、一番近いのが図書館なもので、急いでいるときほどまず図書館で探してしまいます。
で、今のところ今回のピッチ資料制作で一番役に立っているのが、次の2冊です。
『AI時代の知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク』(SB Creative)永田豊志著
SB Creativeの公式サイトでの紹介によると「6万部突破のロングセラー『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』が大幅アップデート!」だそうで、人気の高いシリーズなのですね。説明・解説はすべて「文章」になりがちなわたしにとって、フレームワークを使いこなした資料は憧れであり、その第一歩を踏み出すためにも、この本は「買い」です。本書で紹介されているたくさんのフレームワーク、そのどれを、何を伝えるために、どのように使うか、センスが問われると思いました。
『新しい「価格」の教科書 値づけの基本からプライステックの最前線まで』(ダイヤモンド社)松村大貴著
こちらは上述の「フレームワーク」に比べると、資料作りにそのまま具体的に役立つというよりは、「4.収益モデル、5.競合分析、6.成長戦略」を言語化(あるいは図解化)するために、その前提として知っておくべき考え方が書いてありました。「そもそも」とでもいいましょうか。タイトルを見て、即物的な値付けの方法論を説いた本なのかと思って借りたのでしたが、もっと骨太な本でした。
ということで、学習したことを下敷きにして、引き続きピッチ資料作り。頑張ります^^