こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
フグ&ペンギン!市立しものせき水族館海響館。
2020年からの2年というもの、ほとんど出かけていなかったのだなぁ、と、あらためて思います。どこに行くにも「とっても久しぶり」の感があり、水族館もその一つ。今回初めて、お隣の山口県にある市立しものせき水族館海響館に行って参りました。
ここ津屋崎から、高速道路を使って車で1時間と少し。思ったより近くでした。途中めかりパーキングエリアから関門海峡を眺め、対岸にある目的地を目視確認。海峡を行き交う船に、これから通る大きな関門橋、実に気持ちの良い景色でした。
さて海響館。なにが一番良かったかと問われたら、まず「フグ」です。これでもか!というほどに多種多様のフグが展示されていました。なかでもフグの稚魚がとってもかわいかったです。下関といえば、ふぐ。そのイメージを存分に生かした展示に、大いにうなずきました。これぞ地域連携。
そしてフグ以上に、実は下関の地域性というか歴史を生かしているのが「ペンギン」でした。なぜ下関とペンギン?のつながりの由来は、展示資料にあるキャプションを見て、初めて知ったのですが。興味のある方は足を運んでみてくださいね。ペンギンエリアのなかでも特に「フンボルトペンギン特別保護区」は見ごたえがありました。
ペンギンは磁器彫刻家・藤吉憲典の作品テーマのひとつでもあり、この充実度合いは、これから通うことになりそうです。
9時半のオープンと同時に入場し、ゆっくり回って約1時間半。外に出れば、目の前に関門海峡と唐戸市場。唐戸市場の一角にある食堂でお昼を食べて、大満足。海響館は、当日券を提示すれば再入場できるのも嬉しいです。
初めての海響館でしたが、思いのほか近く、期待以上に楽しかったです。今後はちょこちょこ足を運びたい感じです。