こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
ホームべーカリーの愉しみ。
ホームベーカリーを使い始めて、かれこれ20年ほどになります。我が家でホームベーカリー習慣が続いているのは、「パン作りが好き!」というようなおしゃれな理由ではありません。日本の家庭に炊飯器があるように、ホームベーカリーもある、という感じです。写真はぶどうパン生地を寝かせているところ。
そもそもは佐賀の山の中に暮らしていた時に、パンを買いに出るよりはホームベーカリーで焼いた方が早い!と発想したのでした。「美味しいパン屋さん」までの距離が遠かったのです。ホームベーカリーなら失敗なく、手軽に焼きたてパンをいつでも食べることができる、というのが手に入れた理由。(実際はたまに失敗します(笑)
最初の十数年はリーガル社のものでした。雑誌『通販生活』で紹介されていたものを、故障しても部品を変えてもらったりしながら使い続け。リーガル社のものを2台使いました。現在使っているのは三代目でツインバード製。三代目を購入した時に驚いたのは、その性能の良さと価格が安いことでした。いろいろなメーカーがホームベーカリーを出すようになった結果なのでしょうね。
20年で3代目というのは、家電でもなんでも長く使う我が家としては、寿命が短い方。でも「ご飯を炊くように食パンを焼いている」ことを考えると、しっかり働いてくれた結果ですね。さすがにご飯のように毎日ではありませんが、週に1-2回は焼いています。そうそう、最近はときどきお餅もついています。
パンは食パンしか焼きませんが、胡麻を入れたり、レーズンを入れたり、ライムギを混ぜてみたり、全粒粉を入れたり。ちょっとした変化をつけるだけで、大いにワクワク楽しんでいます。いずれの場合も材料を投入してスイッチを押すだけですから、こんなにお手軽で美味しくて楽しいものはありません。
ホームベーカリーでのパン作りは、大雑把な性格のわたしにぴったりなのだと思います。自分でパンを焼くとか考えられない!というような方に、ぜひこの楽しさを知ってもらいたいものです。