津屋崎浜より

マジックアワーだらけの津屋崎浜。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

マジックアワーだらけの津屋崎浜。

マジックアワーって?と若い友人に尋ねたら「朝とか夕方、空の色の変化がとってもきれいな時間帯」というように教えてもらいました。なるほど、皆がスマホでいつでも気軽に写真を撮れる時代。「今一瞬」の空の美しさを逃さずに収めることが、比較的容易に出来るようになりましたから、このような言葉が一般化してきたのでしょうね。

つい最近までガラケー使いだった我がダンナ・藤吉憲典も、スマホに変えてから使っている数少ないアプリのひとつがインスタグラムです。ここ津屋崎浜で毎朝の散歩が日課のダンナ。ずっと、朝の景色の美しさを一人でも多くの人に伝えたい!と思っていたそうで、その気持ちを実現できるようになっています↓

https://www.instagram.com/kensuke.sanpo/

↑身近にある「自然の美しさと、古いものの美しさ」こそが創作の源泉という、その一端を垣間見ることが出来るインスタです。ときどき浜辺に上がっている陶片も写っているのが、肥前磁器作家・藤吉憲典ならでは。

ありがたいことに、花祭窯の立地は「ちょっと外に出たら海」という場所にありますので、居ながらにしてマジックアワーの恩恵に与っています。夕方、外の色がちょっと気になったときは、そのまま海沿いの道路まで出ると、目の前に美しい風景が。

津屋崎浜より

津屋崎浜より

↑写真2枚は、そんなある日に撮ったもの。下の写真では、飛行機が飛んでいます。ぶらぶらと海岸沿いの道を散歩して10分ほど。自然の生みだす美しいものの力にはかなわないなぁと、いつも思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。