花祭窯経営指針書

一人戦略会議。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

一人戦略会議。

昨日の午後は、場所を変えて「一人戦略会議」。場所を変えて、と言っても、家の中です。パソコンのある2階の仕事スペースから、1階のギャラリースペースへ。お天気が良かったので窓を開け放ち、静かで気持ちのよい空間でペンと紙を手に考えを整理しました。

わたし自身は3月はじめから外出自粛を始めたので、2か月以上博多に出ていません。それまでは月に2-3度、博多に出たついでに寄るカフェや、往復の電車内が、自然と「一人戦略会議」の場所と時間になっていました。外出・移動がなくなって、その時間が取れていなかったことに、ハタと気づき。

毎年、年初めが年度初めの花祭窯は、そのタイミングに合わせて「経営指針書」をつくっています。一人戦略会議は、年初めに作っていた指針書に対して、現在どう動いているかを検証しながら、その先どう動くかを修正していく貴重な時間。わたしにとってこの時間を確保することは、日々の仕事を進めるうえで、とても大切です。

変わること、変えるべきこと、変わらないこと、変えてはならないこと…。この2か月、頭のなかでいろいろと考えてきたことを、紙の上に置きなおすことで、整理していくことができました。文字に落として目に見える形にするとスッキリしますね。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。