京都京セラ美術館

久しぶりの京都巡り―よく食べ、よく歩き、よく学び―その1。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久しぶりの京都巡り―よく食べ、よく歩き、よく学び―その1。

「久しぶりの京都」といいながら、前回はいつだったかしらとブログ検索したところ、2018年の春でしたので、8年以上ぶりだったようです。たまにはゆっくり「研修旅行」と考えて予定していたのですが、出発日が近づくにしたがって仕事関係のアポが増えて、よくあるパターンに。とはいえ、仕事と趣味と日常がほぼ重なっている身としては、嬉しく有難く、充実した旅となりました。

初日スタートは、京都京セラ美術館へ。特別展・企画展はさほど目を引くものが無かったものの、その建物を見たいとずっと思っていましたので、特別展のチケットを購入して中へ。1933年創建で、現存する公立美術館のなかで最も古い建築物だそうです。さんざん歩き回りました。素晴らしかったです。建築物の詳細については、京都京セラ美術館の公式サイトにも載っていますので、ご興味のある方は参照してみてくださいね。

京都京セラ美術館

続いては、京都国立博物館へ。ここへは、博物館学芸員課程の実習で行ったのが最後でしたので、10年以上ぶりとなりました。が、なんと「展示環境整備等のため、2024年12月3日(火)から12月28日(土)まで、展示室は閉室」ということで、残念ながらなかには入れず。ちゃんと調べてから行けばよかったのですが、うっかりでした。でも、道挟んで向かいに三十三間堂がありますので、無駄足ではありません。

三十三間堂

三十三間堂に入るのも久しぶりでしたが、まず鑑賞環境がものすごく整備されていたことに驚きました。足元は歩きやすく配慮され、暗くてよく見えない!という印象だった堂内は、灯りがすべてLEDに変更されたということで、明るすぎないのにちゃんと仏像の皆さんのお顔が見える素晴らしさ。背面に周れば、関連史料・資料が整然と展示され、展示内容を検索できるデジタルデバイスもあり、海外からお越しの方々が熱心に検索なさっている姿が印象的でした。

夜は、大阪と京都にお店がある、お鮨の「ふく吉」さんへ。ふく吉さんの大将は、独立なさる前の修業時代から藤吉憲典の器を買ってくださっています。独立なさるときに、なんとバイクで佐賀の花祭まで来てくださった料理人さんです。今回初めて京都のお店に伺うことが出来ましたが、久しぶりの再会は、ふく吉さんのお仕事の充実ぶりがしみじみと伝わってくるもので、とても嬉しくなりました。ユニークながらも落ち着く空間で、たくさん美味しいお料理をいただき、たくさんおしゃべりして、大満足。

初日から盛りだくさんでした^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。