藤吉憲典 Animal Boxes

京都の老舗・朝日堂さんで、藤吉憲典のアート作品をご覧いただくことができます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

京都の老舗・朝日堂さんで、藤吉憲典のアート作品をご覧いただくことができます。

「国内ではアート作品はどこで見ることができますか?」のお問い合わせに、ようやく安定的なお返事が出来そうです。京都・清水寺の門前にお店を構える朝日堂さんに、藤吉憲典の陶板シリーズや陶箱シリーズを、少しづつお届けしています。今回、ロンドンSLADMOREでのクリスマス・ショウで発表する作品制作と同時進行で、朝日堂さんからご希望のあった陶箱を、ようやく制作・納品することができました。

朝日堂さんは1870年創業。京焼の取り扱いからスタートし、現在は全国各地の工芸品を幅広く扱う老舗です。5代目である現社長・淺井さんは、日本の伝統工芸文化を守り振興していくことを使命として、国内外で幅広く活動しておられます。初めてお会いした時に、その造詣の深さ、見識の広さに頭が下がりました。「鳥が好き」とおっしゃる淺井さんのご期待に応えるべく、藤吉憲典渾身のカワセミ陶箱を京都にお届け。これを第一弾として、鳥シリーズはこれからじわじわと増えていきそうです。

国内でご覧いただけるところがなかなかありませんでしたので、こうしてご紹介できるのがとても嬉しいです。朝日堂さんは、京都本店をはじめ、関西・関東エリアにいくつものギャラリースペースをお持ちです。藤吉作品をご覧になりたいときは、今どこで何が展示されているかをお電話で確認してから訪問なさると確実です^^


朝日堂 https://www.asahido.co.jp

京都市東山区清水1丁目280番地
TEL:075-531-2181
営業時間:9:30 – 18:00
年中無休

京都 朝日堂さん

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。