藍の家雛祭り

恒例行事が嬉しい―今年もまたお雛様の季節。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

恒例行事が嬉しい―今年もまたお雛様の季節。

花祭窯のあるここ津屋崎千軒では、毎年三月になると、登録有形文化財の古民家・藍の家でのお雛様展示が恒例行事です。このブログでも、毎年のようにご紹介しています。

今年もそろそろかなと藍の家を覗いてみたら、まさに展示準備の真っ最中!

藍の家雛祭り

上の写真は、今年の展示から初登場となるお雛様。毎年、ご近所から古いお雛様が寄贈されていますが、そのなかでもかなり古いものになりそうです。藍の家を運営しているボランティアスタッフの皆さんが忙しく手を動かしておられるなかお邪魔し、「道具が可愛い!」と大騒ぎして写真を撮らせていただきました。

お人形もお道具も古いものですから、丁寧に扱わないと破損につながります。ひとつひとつ展示していくのも大変そうですが、片付けの方が数倍も大変なのよ!と。そうですよね。それでも見に来てくださる方があるからと、毎年展示してくださるスタッフの皆さん。わたしも毎年楽しみにしている者の一人。心より感謝しています。

以下は、2020年-2018年の藍の家のお雛様レポート。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。