宗像大社

今年度は全97講座-郷育カレッジ2025年度のカリキュラムが決定しました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今年度は全97講座-郷育カレッジ2025年度のカリキュラムが決定しました!

福津市民のための生涯学習システム「郷育カレッジ」。福津の「ひと、もの、こと」を題材に、ふるさと、健康福祉、環境、生きがいなど、さまざまな分野の講座を開催します。昨年10月から検討をスタートした2025年度のカレッジカリキュラムは、年明けまでにほぼ確定し、パンフレットの制作に入っていました。

毎年のカリキュラム編成の検討は、かなり時間をかけて議論をしています。そのときに参考にする要素として大切にしているのが、講座内容と、受講者の方々の反応。毎回簡単なアンケートを実施していますが、アンケート用紙には書かれない反応も、たくさんあります。それらを確認するためにも、各講座での様子を、運営委員や市の職員が自らの目で確かめるようにしています。

アンケートに記されたご意見は、良いことも悪いことも講師の方にきちんと伝えます。人気の高い定番講座であっても、マンネリ化しないよう、毎回ブラッシュアップして新しい内容を盛り込んでいただくことをお願いしています。一方で、定員割れする講座であっても、伝えるべき内容であるものは、継続しています。パンフレットに載せるタイトルのつけ方や解説文の内容を、いかに市民の皆さんにわかりやすくするか、いかに講座の良さを伝えるかに、一番時間をかけているかもしれません。

新しい講座の候補が上がってくるたびにしっかり吟味するのはもちろん、年度により削減する講座も出てきます。一年間で実施できる講座数のなかで、これらの増減を調整するのも、なかなかシビアな仕事です。でも、講座数の制約があるからこそ、講座内容を精査し「今年度のカリキュラムに入れるべきもの」を選択していく過程が重要で、その結果として、少しでも受講者の方々にご満足いただけるものに、近づけていけているのだと思います。

今年度のパンフレットは、5月末あたりに配られる福津市報と一緒に全戸配布される予定です。今年度も、一人でも多くの市民の方が、一つでも多くの講座にご参加なさることを願っております。

郷育カレッジについてのお問い合わせは、福津市郷育推進課へどうぞ^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。