読書『堀江貴文のChat GPT大全』(幻冬舎)堀江貴文・荒木賢二郎著

仕事でChat GPTを使う場面をいくつかパターン化してみた。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

仕事でChat GPTを使う場面をいくつかパターン化してみた。

「今やらないヤツはバカ!」とホリエモンに言われたのは、いつのことだったかと思えば、昨年の11月末のことでした。

「今」と言われてから既に2か月以上経ってしまいましたが。この間、「生成AI」と呼ばれるものが具体的に使われている場面に何度も出合ううちに、現状の自分の仕事のなかではどう使えるか、のイメージがだいぶ湧いてきました。お友だちのなかでも、仕事上であたりまえに活用している方が、どんどん増えています。

わたしの仕事で身近なところでは、ECショップのプラットフォームでも、生成AIの活用が進んでいるのに気が付きます。わかりやすいところでは、商品説明文の自動作成。もちろん、実際に公に使う説明文としては手直し作業が必須ではありますが、かなり作業時間が短縮される効果があることは、間違いなさそうです。オンライン上の各種サービスでのヘルプにも、ずいぶんと取り入れられていますね。自分が意識していなかっただけで、実は前々からあったのだということが、実感としてわかる今日この頃。

というわけで、ようやく今月に入ってからChat GPTそのものを使い始めました。わたしの仕事のなかでは、やはり商品や作品の説明文づくりが一番気安く始められる部分。日本語での文章を作ってもらって、手直しして、それを英文に作り直してもらって、さらに手直しして、という感じで仕事を手伝ってもらっています。英文制作は翻訳ツールのDeepLにずっとお世話になっていますが(こちらも高性能AIですね)、これからはChat GPTと両方使うことで、時間を短縮できそうです。

日本文にしても英文にしても、ときどき、自分ではこれまで考えてもいなかった秀逸な表現をしてくれることがあり、「なるほど、この言い方いいかも!」と、目からうろこが落ちることも少なからず。これは、使い始める前までは予想していなかったグッドポイントでした。

どんなキーワードを入れるか、どんなオーダーをするかで出来不出来が左右されるのを目の当たりにすると、「プロンプト・デザイナー」なる職業が生まれつつあるという話もうなずけます。最適解を得るためには、より適切な質問・指示が必要。まずは繰り返し使ってみることが、プロンプトのコツをつかむ方法になるのかな、と思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。