福岡市博物館

令和6年度デザイン開発ワークショップ第一回目―昨年度に続き参加します。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

令和6年度デザイン開発ワークショップ第一回目―昨年度に続き参加します。

昨年度初めて参加した、福岡県の事業のひとつ「デザイン開発ワークショップ」。昨年度とはいえ最終回は今年の三月でしたので、つい最近のことのように感じます。ともあれ令和6年度の募集にお声掛けいただきました。

ちょうど先月、新しいチャレンジをスタートしたところでしたので、これは良いタイミングかも知れないと思いました。まずは講師の皆さんの顔ぶれをチェック。令和6年度のデザイン開発ワークショップは、福岡・北九州・筑後・筑豊の四地区で開催されるということで、昨年参加した北九州のメンバーを確認したところ、前回と同じコーディネーター、アドバイザーの方々でしたので、応募を決めました。この先生方の「参加した事業者が儲かるように」という一貫した熱意は、とてもありがたいのです。

先日その第一回目が開催されました。昨年度は無かったことですが、第一回目はワークショップが開催される四つの地区の参加者全員が、顔合わせ的に一堂に会しました。記念講話として九州大学芸術工学研究院の迫坪先生による「デザインについて」のちょっとしたお話を聞いた後、1時間ほどの参加者自己紹介&交流タイム。この時間があることで、次回からはスムーズに各社の課題の検討に入れそうです。主催・運営側もいろいろと考えていらっしゃるのですね。

この顔合わせの第一回目を含めて全部で6回のワークショップが、これから3月までの間で行われます。花祭窯的には、今回も「何をどう売っていくか」「その方法をどうデザインするか」を整理していくことに的を絞ったワークショップになると思います。しっかり成果を出せるよう、集中していきたいと思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。