coppers早川個展@うめた阪急

偶然発見、「coppers早川 造形展」@阪急うめだ本店。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

偶然発見、「coppers早川 造形展」@阪急うめだ本店。

先週のことですが、大阪日帰り出張の帰りに、ちょっぴり時間を作ることが出来ました。

現在大阪市内では、めぼしい美術館が大規模施設修繕で長期休館しています。おそらく万博に備えて、なのでしょうね。そのうえ月曜日でしたので、美術展を観に行くのは諦めておりました。が、新幹線の時間に少し間がありましたので、せっかくだからと梅田で降りて久しぶりに阪急さんのうめだ本店へ。

どんな展示をしているかは全く情報の無いままに、7階の美術画廊へ直行。そこで目に飛び込んできたのが、上の写真にあるようなオブジェの数々でした。金属だということはわかりましたが、何で作っているのかなぁ、造形が面白いなぁ、と思いながら拝見。すみません、coppers早川さん、存じ上げませんでした。早川篤史さん(息子さん)と早川克己さん(お父さん)による親子ユニットだということで、DMに書いてある略歴を拝見して、なるほどと納得。

展覧会タイトルに「coppers早川 造形展 ~銅の不思議な世界 2023~」とあった通り、不思議な、でも何となく懐かしい親しみを感じる作品が並んでおりました。造形にも色合いにもなんだか明るさがあって、完成度の高さは感じながらも、取り澄ましていない姿に好感。短い時間ながら充実した鑑賞時間となりました。そうと知らずに阪急さんに向かったのでしたが、ラッキー♪阪急うめだ本店さんでの会期は11月7日まででした。

おかげで、弾丸日帰りながらも一つ展覧会を観ることができて、充実度合い増し増しの大阪出張となりました。最近は、できるだけ出張の際に、美術館やギャラリーでの展覧会を観る予定を入れるようにしています。coppers早川さんは、福岡では福岡三越で個展を開催なさることがあるようです。情報チェックして、また見に行きたいと思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。