福岡アジア美術館図書スペース

博多と天神の中間でちょっと時間が出来たら。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博多と天神の中間でちょっと時間が出来たら。

このエリア、コーヒーでも飲みながら仕事のできるカフェはたくさんありますが、ふじゆり的おすすめスポットは、福岡アジア美術館にあるアートカフェ。先日久しぶりに足を運び、やっぱりいいなぁ、と実感。リバレインセンタービル7階の、アートと本が同時に楽しめるオープンスペース&カフェです。図書スペースには、国内外のアート・旅に関する約1 万冊の書籍が国別やテーマ別に並んでいて、電源付きのデスクもあります。

この素敵な空間、わたしが行くのがたいてい平日の日中だからかもしれませんが、未だかつて「人が多くて使えない」と感じる事態に遭遇したことはありません。電源付きデスクのエリアには、「長時間のご利用はご遠慮下さい」的な譲り合いを促すメッセージがありますが、たいていは空いています。ここでは食べ物は駄目ですが、飲み物はOK。

図書については、福岡アジア美術館は、実は8階にも図書閲覧室があります。アジアの近現代美術に関する世界有数の蔵書(図録、書籍、雑誌など)を持つ、閲覧のみの図書室です。7階の図書スペースがオープンスペースなら、8階はややクローズドな雰囲気。ですが、こちらももちろん無料で使うことが出来ます。

ともあれ、気楽に使うなら、俄然おススメは7階。美術と本とカフェ。大好きな組み合わせの穴場空間です。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。