シャーロックホームズミュージアムの名刺

名刺をどうしたものか、検討中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

名刺をどうしたものか、検討中。

先日、久しぶりに名刺が必要な場面があり、在庫が数枚になっていることに気づいて焦りました。ここ2年、コロナ禍で仕事上の外出、なかでも「初めて会う人」と会う機会が激減していたもので、あまり気にならなかったのですね。名刺入れはふだんから持ち歩いているのですが、名刺がちゃんと入っているかどうかを確認しておりませんでした。

「紙製の名刺」の存在意義さえ問われる昨今ですが、かといって紙の名刺がまったく無いと困る場面も、容易に想定できます。さて、どうしたものか。ここ数日ぼんやりと考えていましたが、今から作るのであれば「紙で作る意味のある名刺」を作った方がいいよね♪の結論に達しました。モノとして受け取ったときに、ちょっと楽しめるような、名刺。

具体的にどんなものを作るのかは、これからの検討です。これまで名刺を新たにつくる際に検討していたのは、肩書をどうするかとか、文字フォントをどうするかとか、落款と文字の配置をどうするか…というレベルでした。そういうものも含めて、全体のデザインコンセプトから考えるとなると、楽しそうであり、けっこうパワーが要りそうであり。

上の写真は、ロンドンのシャーロックホームズミュージアムで手に入れた、シャーロックホームズの名刺。シンプルながらインパクトを感じるのは贔屓目でしょうか。ともあれ、名刺に書いてある内容に目を通す前に、話題を提供できるような名刺ができるといいな、と思っています。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。