藤吉憲典 白磁徳利、干支置きもの「子」

完全予約制の良いところ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

完全予約制の良いところ。

花祭窯では、ご来店のお客さまを「完全予約制」で承っております。もともと不定休で営業をしていたもので、せっかくお客さまがいらっしゃったときにこちらが不在!ということもあり、その失礼を避けるために「あらかじめご連絡ください」とあちらこちらでお願いの文言は入れておりました。

コロナ対策を機に、完全予約制を打ち出すことを決定。これまでも「ゆるく予約制」ではありましたので、運営上はそれほど大きな変化はありません。でも、完全予約制にしたことで、より「気持ちの余裕をもってお客さまをお迎えする」ことができるようになったと思います。

あらかじめご連絡いただくことにより、まったくの初対面の場合よりも、お客さまとの距離が少し近くなるような気がしています。またどんなものをご覧になりたいと思ってお越しになるのか、少しでもわかっていると、ご要望に合わせた準備もできます。なにより、その時間帯は一組のお客さまだけですので、ゆっくりと気兼ねなくご覧いただけるのが一番喜んでいただけているような気も致します。

実際に「完全予約制」を打ち出してからもうすぐ半年になりますが、ご来店に合わせてお店を開けるというのは、津屋崎千軒という場所的にも、うちの商材的にも合っているようです。前日までのご予約確認をしていただけると確実ですが、当日直前でもお電話などでお問合せいただければ、対応できるときもあります。「花祭窯に出かけてみようかな」と思いついたときは、まずはお電話をいただけると幸いです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。