こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
小皿の新作。
先週末に「新作が生まれるワクワク感。」なるタイトルでブログを書いておりました。今朝、赤絵窯が上がって、出てきた新作が上の写真の面々。
六角の亀甲型に三つ足の高台。ものすごく丁寧な作りです。カタチが出来上がった時点で「いいねぇ、どんな絵がつくのか、出来上がりが楽しみだねぇ」と言っていた六角小皿。ようやく完成形で目の前に現れました。
サンプルの段階なので、同じ形にいろいろな絵が載っています。実際にこうして出来上がりを見てみてから、定番化するものと、そうでないものとが出てきます。
つくり手のイメージ通り、イメージ以上にあがってくるものがある一方で、そうでないものも出てくるのが、新作制作の常。20年以上のキャリアを積んだ昨今は、イメージから大きく外れることは少なくなってきているようですが、それでも「窯を開けてみないとわからない」のです。
ともあれ、新作の誕生はワクワクがいっぱい。染付の山水文もいいし、赤絵万暦もいいなぁ、と、感想を述べるばかりのわたしは呑気なものです(笑)