弁当の日。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

弁当の日。

本日は、息子の通う中学校で「弁当の日」でした。「弁当の日」とは…

『2001年、香川県の小学校で竹下和男校長(当時)が始めた「弁当の日」。子どもが自分でお弁当を作って学校に持ってくるという取り組みです。 何を作るかを決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、片付けも、子どもがします。親も先生も、その出来具合を批評も評価もしないという約束です。』(株式会社共同通信社サイトより)

ここ福津市の小中学校でも数年前から取り組みが行われています。我が息子にとっては小学校高学年からはじまり、今回が3回目。

数日前から献立を考え、必要な材料を書き出し、弁当作りの手順を考えていました。学校と部活で平日の時間を確保するのが難しいため、材料の買い出しはわたしがお手伝い。「全て子どもがする」というところにこだわりすぎると、チャレンジがストレスになるので、そこは臨機応変に。

前日の晩には、台所に下ごしらえと弁当箱の準備がしてあり、当日の朝はいつもより30分以上早く起きてお弁当作り。「時間と手間をあまりかけずに、でもおいしいの(=自分の好きなの)を、彩りよく」考えた結果の献立に、なるほどと思わずニヤリ。残念ながら、写真を撮るのを忘れてしまいました…。

全国の小中学校に広がっているという「弁当の日」。賛否両論あるようですが、たまにこういう機会があるのは、いいものですね。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。