こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
念願の蕎麦猪口棚!
ついに手に入れました。100客以上の蕎麦猪口を一覧できる蕎麦猪口棚。蕎麦猪口コレクションを販売するようになってから20年来、ずっと憧れていた景色です。
この専用棚をフルオーダーでつくってくださったのは、お友だちの大川家具ドットコムさん。福岡・大川は家具の産地。大川家具ドットコムさんでは、腕の良い信頼できる家具職人さんとタッグを組んで、業種に合わせたフルオーダーものもいろいろと手掛けておられます。

陳列棚としての美しさはもちろん、種類別の在庫が一目瞭然となる機能性。空いているマスは埋めたくなるのが人情ですから(笑)、このところ慢性的に在庫不足状態の蕎麦猪口も、徐々に充足していくはず…というわけで、在庫管理にもばっちりです。棚の裏側は、バックヤードスペースになります。
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それにしても、さすがプロですね。制作前に現場を実際に見なくても、ここまできちんと汲み取っていただけるものなのだなぁ、と感嘆しました。オーダーの際は、設置場所と周りの写真を送り、こちらの要望を図と言葉とサイズで説明して、という簡単なやりとりでしたが、ばっちりでした。

設置には、棚を制作した職人さんが一緒に来てくださり、制作にあたり、特に重視してくださったポイントなどを、直接伺うことができました。こちらが指定した設置エリアの高さ・広さとマスの数に対して、使う板の厚さをどう考えるか。家具が主張するのではなく、展示した器が主役として美しく見えるよう、仕切り板の厚さをミリ単位で調整すること。そのうえで、十分な強度を持たせること、そのバランスなどなど…。とにかく丁寧なお仕事ぶりで嬉しくなりました。

元からそこにあったかのように馴染んでいながら、空間のインパクトが格段にアップしました。お願いして、ほんとうによかったです。
実はもう一つ、フルオーダーで作っていただきたいものがあります。近々実現できるといいな、と思いつつ。