津屋崎千軒花祭窯

思いがけずふらっと立ち寄ってくれるお友だちがあると、びっくりする以上に嬉しくなる。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

思いがけずふらっと立ち寄ってくれるお友だちがあると、びっくりする以上に嬉しくなる。

花祭窯へのご来店は「完全予約制」にしています。ギャラリースペースで器やアート作品をご覧いただくことができるのですが、ギャラリーに常駐の店員さんを雇っているわけではないので、外出していたり、仕事の手がどうしても離せなかったりで、来客対応が出来無いことがしばしばあります。また、ちょうど個展中のときなど、ギャラリースペースにほとんどモノがない!ということもあります。花祭窯にお越しのお客様には、比較的遠方からいらっしゃる方々が少なくありません。せっかくお越しになったときに、上述のような理由でギャラリーに上がっていただけないことがあると、とても心苦しいので、「完全予約制」を導入することにしたのでした。

一方、プライベートでは、ふらっと立ち寄って声をかけてくれるお友だちがあります。このような場合は、例えば忙しければ「ごめん、今手が離せない!」と言えますし、ある程度お互いの状況を理解したうえでのこととなりますので、ウェルカム!となります。うちのダンナ自身が、よくそれ(=友人のところにふらっと立ち寄る)をするので、相手の方にご迷惑にならないと良いけれど…と思うのですが、逆の立場で考えると、自分たちのことを気にかけてくれたり頼りにしてくれたりする友人がいる、というのは、とても嬉しいことです。

つい先日も、久しぶりの友人が「近くを通ったからついでに」と顔を見せてくれました。まずは「留守してなくて良かった」とホッ。ついでと言いつつ、我が家は入り組んだ町中に在りますので、足を延ばして会いに来てくださったことは間違いなく、とても嬉しくなりました。そして「次回は、ゆっくり遊びに来てね」です。「ふらっと」は「ゆっくり(じっくり)」のきっかけになることも多いですね。

とはいえ、重ねてのお願いとなりますが、「お客様」の場合は、必ず事前のご連絡をお願いいたします。近所までお越しになった場合など、直前の問い合わせの場合は、近所の観光案内所・津屋崎千軒「なごみ」から電話でご連絡を頂けると良いと思います。ただ、ご連絡いただいたうえで、ご来店不可能な場合もございます。そのときは、津屋崎千軒内の観光スポットをお楽しみくださいますよう、何卒ご了承くださいませ。

津屋崎千軒なごみ 公式サイト

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。