藤吉憲典書画「華」

我慢強く付き合ってくださる額縁屋さんに感謝―額装の検討は時間がかかるけれど、楽しい。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

我慢強く付き合ってくださる額縁屋さんに感謝―額装の検討は時間がかかるけれど、楽しい。

藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾が完成したので、さっそくディスプレイサンプル用に額装することに。「作らない人」であるわたしにとって、額装で作品を飾る仕事は、貴重かつ愉しみな美術的創造力発動の機会です。

いつもの博多中洲川端・大崎周水堂さんへ。額装にしても軸装にしても、毎回ふつうとは違うオーダーを繰り出す私に対して、スタッフの方々も慣れてきてくださったようで、我慢強く付き合ってくださいます。今回も10時のオープン早々におじゃまし、二つの額装をようやく決定したときには、もうすっかりお昼をまわっていました。

フレームの決定、余白の取り方の決定、作品の背景となるマットの決定と、予算内でいかに格好良く仕上げるか。わたしの「あんなのありますか?こんなのありますか?」に対して、大量の在庫のなかから、提案をしてくださいました。上の写真は、背景の候補に合わせてみているところ。

おかげさまで、満足のいく選択ができたはず。はず…というのも、頭のなかで組み合わせの完成図を完璧にイメージするのは、わたしにとってはなかなか難しく、ある程度「これでいけるはず」と思ったらGOするしかないのです。あとは出来上がりを待つばかり。年内にふたつとも仕上がる予定なので、とっても楽しみです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。