文房具

文具屋さんはやっぱり楽しい。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

文具屋さんはやっぱり楽しい。

「まちの文具屋さん」的な存在が、すっかり減ってしまっている今日この頃。先日出かけた丸善博多店で、久しぶりにゆっくり文具を見て回りました。博多店は、文具のスペースは決して広い方ではないと思いますが、わたしがウロウロするには程好い広さで、その品揃えには期待が高まります。

お店にたびたび足を運んではいるものの、本屋さんスペースに行くことが多いし、文具コーナーに行ってもいつも「封筒を買う」「便箋を選ぶ」「万年筆のインクを買う」など目的がはっきりしています。そう、ウィンドウショッピングができない性質なのです。

今回は「自分用に、使いやすそうなシャープペンシルがあったら欲しいな」と、ぼんやりと思いつつ売り場を物色。「シャープペンシルを買う」という行為自体が、とても久しぶりであることに思い至りました。ボールペンや万年筆は購入していたのですが、ね。10年以上使い続けていたシャーペンが、ついに壊れてしまったのです。使う頻度はそれほど高くないかなと思い、しばらくシャーペン無しで過ごしてみましたが、いや、不便です。「シャーペンじゃないと駄目」「シャーペンの方が良い」場面が結構あることを再認識。

最近のシャーペンの進化具合に目を見張りつつ、ワクワクしながら選びました。色、形、機能。種類が多いと、どれを選んだらよいやら迷いますね。今回選んだのは、上の写真の通り、MONOのシンプルな細身のシャーペン。色はシルバーで。芯は2BかBか迷ったうえ、Bを購入。

ものの大小、価格の高低に関わらず、自分の使う道具をじっくり選ぶのは楽しいですね。わたしの仕事のお伴がひとつ増えました。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。