映画『バービー』を観て参りました。

映画『バービー』を観て参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

映画『バービー』を観て参りました。

2023年の映画6本目は『バービー』。上の写真は、映画の公式サイトトップページの一角。マーゴット・ロビー主演と聞いて、これは観に行かねば!と決めていた作品でした。映画『アムステルダム』でその美しさに惚れ惚れし、その後『バビロン』があったものの、あまりの上映時間の長さにパスしてしまったので、今回は必ず見たいと思っていました。

さて『バービー』、映画館から帰ってきてからダンナに「どんな映画?」と問われ、はて、と考えました。ちょっと一言で説明するのは難しい映画です。公式サイトでは「ドリームファンタジー」となっていますが、わたしはむしろ「ブラックユーモアコメディ」と受け取りました。かなりの社会批判が込められた映画で、コメディ仕立てに仕上げたもの。考えさせられるキーワードが次々飛び出す一方で、吹き出しそうになり笑いをかみ殺す場面も多々ありました。

そして、やはりマーゴット・ロビーはとっても美しかったです。「完璧」なバービー人形の世界観を地でいく美しさ。眼福の2時間でした。あと、音楽もかなり良かったです。ただ、絶対に映画館のスクリーンサイズで見るべき映画かと問われると、そこは少々「?」かもしれません。それを思うと、むしろ『バビロン』こそ映画館で観ておくべきだったのかもしれません。

前回の映画ブログで「今年上半期は、最寄りの映画館で「これ観たい!」と思える映画が少なく」と書いておりましたが、下半期はこの『バービー』を皮切りに、観たい候補が続きます。まずは今月下旬公開の映画『エリザベート1878』。楽しみです♪

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ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。