こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
朋有り遠方より来たる
また楽しからずや。孔子先生の論語に登場するなかでも、好きな言葉のひとつです。わたしはどちらかというと、友だち付き合いは多くない方ですが、気がつけば20年以上とか30年以上とか「長い付き合いの友人」が一人二人と増えてきました。
秋の一日、四半世紀を超える付き合いの友人が関西方面から来福。数年に一度我が家にやってくる彼女が遊びに来るときは、いつもお土産が大荷物です。その理由は「次に行くときにこれをもって行く」というものを、日ごろから集めているからだと言います。
関西ローカル色の強い雑誌や新聞の切り抜きであったり、どこかに遊びに行ったときに見つけたちょっとしたお土産物だったり。笑えるもの、わたしたち家族の「ツボ」にハマるだろうと思われるものが、日々ちょこちょこと集められているらしく。そして実際、彼女が遊びに来たあとは、これらのお土産を大いに面白がっているわたしたちが居ます。
気配りというほどのものでもなく、自分も面白がりながら、相手の楽しそうな顔をイメージして何かをする、そしてそれが外れていない。相手に気遣わせることなく、自然にこういうことができるのは、彼女のすごさだなぁと思います。
ところで、「福岡に来る」で来福。今更ながら「来福」って字面がとってもいいですね。