花祭窯の庭 百日紅

朋有遠方より来る、またよろこばしからずや。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

朋有遠方より来る、またよろこばしからずや。

これまでに何度かこの論語の一節を、ブログタイトルに付けているような気がします。お友だちが遠くから来てくれたら嬉しくて、条件反射的に頭に浮かんできます。この夏は、お盆にお参りに出かけたほかは旅行などの予定がありませんでしたが、逆に旅行先としてうちに来てくれる人があるというのはワクワクするものです。

大学を卒業して、社会人になったときのお友だちですので、かれこれ30年以上前!からの縁。当時からの友人が今も多く、時々東京での個展のときに会うことが出来たり、こうして訪ねて来てくれるというのが、ほんとうにありがたいなぁと思います。

「『美の壺』で見た工房におじゃましたいんだけど…」と、冗談っぽく連絡してくれて、初めましての奥さまを伴って遊びに来てくれたお友だち。さりげなくこうしたメディア情報も気にかけてくれているのがわかります。花祭窯の和室でのんびりおしゃべりした後は、お昼ごはんへ。もつ鍋と豚骨ラーメンはもう食べた!というので、漁師さんのご家族が営む、玄界灘の海鮮を頂くことができる来進さんへ。福津名物の鯛茶漬けと海鮮丼を食べてもらうことが出来ました。おみやげには「めんべい」をゲットしたということで、完璧です。

漁師めし 来進(らいじん)

とっても嬉しい一日でした^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。