こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
本屋さんハシゴ。
久しぶりにゆっくり本屋さんに行ってきました。上の写真は、今回本屋さんをハシゴした宗像市のマップ。文化財マップですが。
昨年来、ひとつの場所で「ゆっくりする」ことが憚られる雰囲気が長く続いていましたね。わたしも、せっかく大好きな本屋さんに行っても、気持ち的にも物理的にもゆっくりできないことが続いていました。一年以上を経て、それぞれに配慮すれば解決できることがあると見えてきたのは、大きな進歩だと感じています。というとなんだか大袈裟ですが、要は、本屋さんに行ってゆっくり本棚を眺めることができるようになってきたのがとっても嬉しい、ということ。
さて本屋さん一軒目は、明屋(はるや)書店くりえいと宗像店。ずっと、地元のいわゆる「町の本屋さん」だと思っていましたが、愛媛に本社(本店)がある本屋さんの、宗像店なのでした。平積みと面陳列に強い意志が感じられる本屋さんです。売れているもの、話題のものが並ぶ、だけでは終わりません。個人的にツボにハマる並びをあちらこちらで発見しては、「こう来るか~!」と嬉しくなる店内。
なかでも今回一番「おお!」と思ったのは、光文社新書のコーナー。「名画」シリーズでお馴染み中野京子さんの「ヨーロッパの歴史を名画とともに紐解いていく」シリーズが特集されていました。シリーズ最新刊の「プロイセン王家12の物語」に既刊の「ブルボン王朝 12の物語」「イギリス王家12の物語」「ハプスブルク家12の物語」「ロマノフ家 12の物語」を合わせて「この5冊を読めばわかる!」と。あまりにも理にかなった抱き合わせ販売的並びに、まとめ買いしそうになりました。
そしてもうひとつ、店内の店員さんたちのてきぱきとした姿が印象的でした。書店員さんに「訊ねもの(または相談)」をしているお客さんが、とても多いのです。これはひとえに、店員さんたちの常日頃のお客さま対応の結果なのでしょうね。わたしも探している本があったので、店員さんにたずねてみましたが、とても気持ちの良い対応で、「これはすぐに店員さんを頼ろうという気になるなぁ」と思いました。
あっという間に一時間以上が経過。続く本屋さん二軒目は、明屋さんのすぐお隣にあるサンリブくりえいと宗像店2階にこの春オープンしたばかりの、BOOK & CAFE「TSUTAYA × TULLY’S COFFEE」。至近距離にある2店舗ですが、良い意味で棲み分けができている感じがいたしました。が、長文になってきたので、こちらの紹介はまた別の機会に♪