津屋崎祇園山笠新町流

来年こそは!の、津屋崎祇園山笠。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

来年こそは!の、津屋崎祇園山笠。

先週末のこと。藤吉憲典の銀座個展が土曜日にスタートし、

同じ日に福津市の社会教育「郷育カレッジ」の開講式があり、

とバタバタしておりました。日曜日午後に近所を通ったら、いつの間にか山笠の山車がすっかり解体され、何事もなかったかのように静かになっているのに気がつき。

そう、いつも終わるのはあっという間です。それにしても、今シーズンはようやく復活した喜びもしっかり味わうことなく終わってしまい、ちょっぴり寂しく。

と思っていましたら、花祭窯の入っている新町流の会長さんとごりょんさんが、来年に向けての挨拶にいらしてくださいました。いわく、今年は山笠復活したというものの、直会(なおらい=おつかれさま、の飲み会)を禁止にしたため、ごりょんさんには全く声がかかりませんでしたが、来年からはまたよろしくお願いします、と。

今年の山笠が終わったところに、来年の山笠へのお声掛けをいただき、とっても嬉しくなりました。ごりょんさん仕事は、正直に言えば時間も体力も使う仕事です。でも、脇役ながら流れの一員として地域の皆さんと一緒に汗を流せるのは、言葉にしがたい嬉しさと充実感があります。

一も二もなく「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!」と頭を下げました。こうしてご近所一軒一軒周っておられる、そのお心遣いがとても嬉しくなりました。来年はまた「ゆで卵100個つくる」などのごりょんさん仕事を楽しんでいきたいと思います。

それにしても、ワンシーズンに「山笠」タイトルで3つもブログを上げたのは、今年が初めてかもしれません。無意識ではありましたが、わたしもやはりお祭りが恋しいようです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。