染付桜散し文酒器 藤吉憲典

桜の文様の器-福岡は桜の開花宣言。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

桜の文様の器-福岡は桜の開花宣言。

年々早くなっているような気がする桜の開花宣言ですが、気象庁のサイトを確認してみたところ、今年は平年に比べると早いものの、昨年よりはゆっくりだったようです。そういえば息子の小学校入学式の日は、春の嵐で桜の花びらが散っていたのが印象的でしたが、その9年後の中学校卒業式の日もまた、春の嵐で桜が散っていました。

肥前磁器には桜の器がたくさんあります。文様として描かれているのはもちろん、花弁をかたどった器もあり、秋の菊と並ぶ人気文様です。その種類は蕎麦猪口だけでも数百種と言われていて、「器でお花見」ができるほど。そのいくつかをご紹介いたしますね。

桜の蕎麦猪口 藤吉憲典

藤吉憲典の蕎麦猪口のなかでもロングセラーの桜散し文。2種類の上絵の紫色が品良く人気です。

藤吉憲典 桜箸置き

桜の花びら型の箸置きは、裏返すと染付の花びらが散っている贅沢。

藤吉憲典 錦桜散し文蕎麦猪口、錦桜散し文箸置き

箸置きと名前はついていますが、このように豆皿としても使えます。コーヒーに合わせてキューブ型のお砂糖を載せても可愛い。

藤吉憲典 染付桜散し文チロリ

染付の桜が散った手つきの酒器(チロリ)は、お花見の宴にぴったりです。

藤吉憲典 染付波桜文片口

網桜文の片口。どうしても酒の器が多いのは、ご愛敬。

ちなみに、花祭窯のオンラインショップ蕎麦猪口倶楽部では、在庫切れのものの予約注文を受け付けることも可能です。ご予約をいただいてから制作に入るので、3か月から4か月後のお届けとなります。季節の器のご用命は、制作期間を見込んでご連絡いただくと、ご希望の季節に間に合うよう制作できます。気になるものがございましたら、ぜひ早めにご相談くださいませ。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。