森林浴ならぬ「ご近所草花浴」でストレス緩和。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

森林浴ならぬ「ご近所草花浴」でストレス緩和。

Stay Home, Stay Safe. たまに家の周りを散歩 with マスク。

1年半ほど前、アートエデュケーター(教育普及学芸員)の技術研修の一環で、園芸療法の先生から「美術館 de 園芸療法」の講座を学んだときのこと。一日に5分だけでも緑に触れる時間があるだけで、ストレスの緩和に大きな効果があることが、たくさん実証されていることを知ったのでした。そういえばこのお話を聞いて、一日5分の草むしりをはじめた、わたし。

講座を担当してくださった千葉大学園芸学研究科・看護学研究科の岩崎寛先生は、ヨーロッパではあたりまえに採り入れられている園芸療法を、日本でも定着させていくために、なによりもエビデンス(医学的根拠)を大切になさっていました。

そして、森林浴とまでいかなくても、草木や花が植えてある「公園浴」でも、その効果があることを実証なさっていました。ということは、公園でなくても、草木や花のあるご近所浴だって、ストレス緩和に効果があるということ。今こそ、このことをたくさんの方に知ってもらいたいと、あらためて思っているところです。

というわけで、ご近所から借景。画像をクリックすると大きくなります。

ご近所さんの藤棚。
ご近所さんが丹精込めて育てている藤棚。
ご近所さんの菖蒲。
菖蒲?あやめ?燕子花?いつもわからなくなります(汗)
年々大きくなるご近所のリンゴの木。
ご近所のおじさんが撒いたリンゴの種がついに実をつけるようになって早数年。
ご近所さんの牡丹。
迫力を感じる、みごとな牡丹。
うちの芝桜
足元に目を向ければ芝桜。

↑この芝桜は、家の前にある駐車場沿いに、わたしが植えたもの。毎年少しづつ花が増えていて、嬉しいです^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。