夏越し祭

波折神社の夏越し祭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

波折神社の夏越し祭。

今年は7月28日(日)に行われました。半年の穢れを落とし、無事に感謝して茅の輪をくぐります。 「茅の輪くぐり」「夏越し祓い」「輪越し祭」 など呼ばれますが、半年が終わる6月30日に開催する神社も多いですね。

ここ津屋崎に越してきてから、すっかり我が家にとっても大切な年中行事のひとつとなっています。昨年作った我が家の輪を納め、今年くぐった輪の葦をいただいてきて、お守りにします。写真は我が家の今年2019年の夏越しの輪。輪を編むのはダンナの仕事です。輪っかをつくって八年目となり、だいぶ形も格好良く作れるようになりました。

毎年、人がどれくらい集まるかが気になりますが、今年はわたしの知っているなかでは最も多かったように思います。神職のお手伝いをしているダンナが「饅頭足りないかも…!」と(笑)

輪くぐりとお祓いが終わると、紅白のお饅頭をいただいて帰ります。今年は予想よりも参加者が多かったようで「一家族にひとつ」でなんとか間に合ったようです。でも、地域の方々がたくさん出て来てくださるのが嬉しいですね。

神主さんを先頭にぞろぞろとみんなで行列を作って輪をくぐるのは、神妙な神事でありながら、なんだかとても楽しいのです。心のなかで半年間の無事を感謝しながら。歩いて行ける地元の神社でこのような行事のあることが、毎回ありがたいです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。