藍の家 五月人形

津屋崎千軒「藍の家」で五月人形の展示を見て参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

津屋崎千軒「藍の家」で五月人形の展示を見て参りました。

連休中はご近所で。登録有形文化財の「藍の家」では、五月人形の展示が開催されています。三月のお雛様も、毎年大がかりな展示と撤収がたいへんそうですが、五月人形も古いものの寄贈が増えてきたようで、年々充実してきているように思います。

入ってすぐのところには、今年から仲間入りしたという面々が飾られていました。古いものを扱うのは緊張した!とは、展示をなさった藍の家スタッフさんの弁。

藍の家 五月人形

雛飾り同様、やはり「道具類」に目が行きます。破魔弓・破魔矢に鎧兜。ここの展示の良いところは、ガラスケースに入っていないところ。間近で見て参りました。

藍の家 五月人形

郷土工芸の「津屋崎人形」の金太郎は愛嬌があって、見ている方が思わず笑顔になります。

藍の家 五月人形

奥にどっしり構えていたのは、ふくよかなお人形さん。脇に控える張子の虎の姿が良かったです。ミニチュア(というには少し大きめでしたが)の菖蒲の花、粽(ちまき)、柏餅などが供えられて、立派でした。

近々津屋崎方面お越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ^^

津屋崎千軒「藍の家」

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。