特撰復刻古伊万里蕎麦猪口 藤吉憲典

特撰復刻古伊万里蕎麦猪口

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

特撰復刻古伊万里蕎麦猪口

12月に入ってご依頼が少し増えてきました。福津市のふるさと納税で花祭窯が提供している返礼品。市からの要望があって、今年の春に提供品の種類を増やしたところ、「特撰復刻古伊万里蕎麦猪口揃い」のシリーズが人気です。

上の写真は、ふるさと納税額20万円以上で選ぶことができる、特撰復刻古伊万里蕎麦猪口揃いの5客組。内容は…

  • 錦粟に鶉文蕎麦猪口(にしきあわにうずらもんそばちょこ)
  • 錦紫陽花文蕎麦猪口(にしきあじさいもんそばちょこ)
  • 染付風船蔓唐草文蕎麦猪口(そめつけふうせんかずらからくさもんそばちょこ)
  • 染付丸文撫子文蕎麦猪口(そめつけまるもんなでしこもんそばちょこ)
  • 染付青海波文蕎麦猪口(そめつけせいがいはもんそばちょこ)

いずれもしっかりと手が入った文様ばかり。もちろん藤吉憲典の作品です。通常のご注文と同様、ご依頼を受けてから制作しています。3~4ヵ月お待たせするにもかかわらず選んでくださる方々がいらっしゃるのは、ありがたいことです。

ちなみに、通常の蕎麦猪口ご注文は、オンラインショップ花祭窯・蕎麦猪口倶楽部で承っております(^^)

ふるさと納税については賛否ありますが、この制度を通して多少なりとも地域の役に立つことがあるのだとしたら、それは事業者として嬉しいことです。

福津市が寄附金の使い道として掲げているなかでも【文化財保護や伝統文化の継承に関する事業】に賛同していただけると嬉しいな、と。福津市には世界遺産登録された「新原奴山古墳群」や、花祭窯のすぐ近所に国登録文化財の「藍の家」などがあります。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。