現代美術家、徳重秀樹さん。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

現代美術家、徳重秀樹さん。

先日、現代美術家の徳重さんが花祭窯に遊びにいらっしゃいました。

徳重さんとのお付き合いは、もう10年近くになります。 2011年東京デザイナーズウィーク内のアートイベント「Young Artist Japan」で、同様に出展していたダンナ・藤吉憲典が出会ったのが最初。たくさんのアーティストがブースを構えるなか、引き込まれるように徳重さんの作品を見つけたのだと言います。

そのときが人前での初展示だったという徳重さん。その Young Artist Japan でグランプリを受賞!まさに、現代アーティストとして一歩を踏み出したのでした。

その後も、東京で藤吉憲典の個展があるたびに遊びに来てくださったり、津屋崎の花祭窯へも、今回で2度目の訪問。ダンナより八歳ほどお若い徳重さん。作っているモノもアプローチもまったく異なりますが、なにか通じるものがあるのでしょうね。お互いへの深い敬意と美しいものへの考え方に共通するものがあるのが、一緒におしゃべりしていてわかります。

見た目には穏やかな雰囲気を讃えていますが、情熱と強烈な個性をお持ちです。淡々としながら、なさっていることも、お話も、規格外で面白い。いわば彼のアーティストとしてのスタート地点から拝見しているわけですが、そこから今までの進んで来方も面白い。

今回は、10年ほど住んだ東京を離れて次の段階に進むタイミングで、花祭窯に遊びにいらっしゃったのでした。これからの徳重さんに、ますます注目です!

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。