確定申告完了。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

確定申告完了。

2018年度の申告が無事完了。毎年のことながら、ほっとします。

国税庁のサイトからの申告も簡単になってきたここ数年。毎年「今年は自分で全部やろうかな」と頭をよぎるものの、決算書作成と確定申告のシミュレーションまで自分でやってみたうえで、最終チェックを市役所が用意してくれる税務申告会場で税理士さんにお願いする、という方法をとっています。

「ここまでできるんだったら、自分でやってしまったらいいのに」とおっしゃる方も多いです。が、少々時間をとってでも申告会場に足を運ぶその理由は、税理士さんに申告書を作成していただく間に交わす会話で学ぶことがいろいろとあるから。

控除について思い違いしていた部分に気づいたり、税制の変更部分を知らされたり、経費の考え方をあらためて教えていただいたり。毎年、何かしら「そっか!」があります。だからといって、自分で作成した申告書と税理士さんに作っていただいたものが大きく異なることは無く、申告額という意味では損も得もありません。

面白いのは、申告会場で出会うほとんどの税理士さんが「わたしはこう考えています」「わたしは顧問先にはこう指導しています」という言い方をなさること。つまり税務申告の場面において「必ずこうである」という部分がもちろんある一方で、解釈にゆだねられる部分もあるということなのですね。

うちは小さな個人事業なので、これまで税理士さんについていただいたことが一度もありません。ですから年に一度、専門家である税理士さん から多少なりとも税務申告とそのための会計(決算)についての見解をいただくことができるのは、貴重な勉強の機会でもあるのです。

なにはともあれ、今年も一安心です(^^)

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。