アクロス山登山

福岡市街地で30分登山!?―ついに「アクロス山」に登ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

福岡市街地で30分登山!?―ついに「アクロス山」に登ってきました。

「アクロス山」は、「国際・文化・情報の交流拠点」として福岡・天神の旧福岡県庁跡地に誕生した公民複合施設「アクロス福岡」の、ステップガーデンです。ステップガーデン…直訳すると階段庭園ですね、2階部分から14階部分まで階段状に屋上緑化が施されているものです。

アクロス福岡ステップガーデン

1995年オープンのときには幼木だった植栽が、どんどん大きくなって、ついた呼び名が「アクロス山」。わたしはちょうど1995年に一度福岡暮らしをしていましたので、真新しいビルが斬新な手法で植栽されているというニュースは耳にしていました。が、アクロス福岡は「仕事の用事で足を運ぶ場所」の位置付けであり、ビル内のオフィスに足を運ぶことがあっても、話題のステップガーデンに行ったことがありませんでした。

つい先日、関西方面から遊びに来た友人が「登れるなら、登ってみたい」ということで、そういえば人が登っている映像をテレビで観たことがあるなぁと調べてみたら、何のことは無い、ふだんから登れるようになっているのでした。この建物のなかにも前にも、何度も足を運んだことがあるのに、そんなことも知らないまま約30年経っておりました。

アクロス山

いざ、アクロス山登山。平日の日中ということもあり、人は少ないものの、登っている人、わたしたち以外にも何人もいらっしゃいました。そして、この場所を使い慣れている感じのスーツ姿のお兄さんが、あずまや的なスペースでパソコンを広げ仕事をしていたり。「登山」とはいえ、歩きやすい階段ですから、スーツ姿でもぜんぜん大丈夫です。オフィス仕事の合間に登ったら、素晴らしい気分転換になるだろうな、と思いました。

アクロス山登山

木々の緑、流れる滝、小鳥の声、足元に転がるどんぐり。ゆっくり登って、ゆっくり下って、約30分。とても気持ちの良い時間でした。今度から天神に出たときには、この場所を有効活用することにいたします^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。