豆まき

節分の豆まきと、立春大吉。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

節分の豆まきと、立春大吉。

先日久留米であった商談会で、お話した方の一人が中国からいらっしゃっていた方で、「もう春節ですね」なんて雑談をしていたのでした。今年の節分は先週末2月2日。旧暦のお正月、節分とそれに続く立春が、今年のスタート!と感じている方も少なくないようです。

さて節分といえば、毎年恒例、波折神社の豆まき神事です。ここ数年、わたしが「藤吉家代表」として参加することが多かったのですが、今年はダンナにバトンタッチ。波折神社の豆まきは、こじんまりとしていたのがアットホームな感じが魅力です。わたしたちが移住してきた最初の頃は、参加者もあまり多くなく、ご近所に声をかけていました。ここ数年は、年々参加者が増えているので、家族代表を送り出すスタイルといたしました。

参加してきたダンナによると、今年はまたさらに参加者が増えていたということで。でも運営してくださる側も、足を運んだ皆が福豆を持ち帰ることができるよう、いろいろとやり方を模索してくださっているようで、ありがたいことです。各地の豆まき神事を見ていると、参加者が増えすぎて、福豆の奪い合いで殺伐とした雰囲気になっているという話も耳にします。みんなが楽しんで帰れるように、そのうえで地域の人が一人でも多く参加できるのが良いですね。

下の写真は、6年前の波折神社の豆まきがはじまる前の様子。こんな感じで、皆がお互いに場所を譲り合うことが出来れば、豆まきも楽しいのです。

波折神社の豆まき。

今年もダンナが家族分の福豆を持って帰って来てくれたので、良かったです。波折神社の豆まきのあとは、花祭窯の豆まき。我が家の豆まきは昔ながらのスタイルを貫いていますので、家の内外が大豆だらけになります。毎年、翌朝は豆掃除から。掃除が終わったら手帳に「立春大吉」と書いて、春迎えです。

今年も良い一年になりますように!

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。