書き初め2020行雲流水

素人による禅語コラム。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

素人による禅語コラム。

素人とはわたしのことです(笑)

お友だちが経営する株式会社Natu Riseさん(旧社名おつうじ屋さん)が発行するニュースレターに、コラム「日日是好日」の提供をスタートして、既に17号。おかげさまで1年半以上が経っています。好きなことを書きながらも、読者の方々の意識が「ストレス解消」や「心地よさ」に向かうきっかけとなるテーマ提供ができたらいいな、と思っています。

そのコラムのなかで、少し前から「日常の禅語」と題し、自分の経験談からつながる禅語のご紹介をしています。わたしはもちろん禅僧ではありませんし、仏教を体系的に学んだわけでもありません。学術的には、佛教大学で修了した博物館学芸員資格取得課程の科目のなかで、仏教美術に関わるものを少し学んだくらいでした。

禅的なものの影響を一番受けているのは、茶道のお稽古を通してのこと。南方流の茶道は禅茶であり、「ありふれた日常のことが重要である」と「禅茶一味」を説いています。その「ありふれた日常」に自分が感じる禅のエッセンスを、飾らず率直に書いています。読者のお一人でも、このコラムで肩の荷を少しおろしてもらえたら嬉しいな、と。

本屋さんに行けば、一般向けの禅や禅語に関する本は、とってもたくさん出ています。わたしは素人だからこそ、もっと気楽で身近なものを、理論ではなく日々の体験からご提供できたらいいな、と思っています。

ふじゆりのおかみコラムは、株式会社NatuRiseさんのサイト内でご覧になれます。

興味がありましたら、ぜひご覧になってみてくださいね♪

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。