こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
続・小さくて美しくて精巧で可愛らしいもの=ボンボニエール、増殖中。
ゴールデンウィークですね。花祭窯は通常営業でお仕事。ダンナは個展に向けて、新シリーズに向けて、制作のアウトプットが続いています。まずは七月に開催される黒田陶苑さんでの個展案内状用の器をお届けするのが最優先。並行していろいろと制作途中のものがあり、いつにも増してダンナの仕事場は混とんとしてきております。
ところで「小さくて美しくて精巧で可愛らしいものは、コレクションしたくなる。」と書いたのは、2週間ほど前のことでした。
磁器作家・藤吉憲典が次なるコレクションアイテムとして取り組む、手のひらサイズの菓子器・ボンボニエール。その第一弾が出来上がってきました。
上段左から
- 染付瓔珞文棗型ボンボニエール
- 染錦蓮華文ボンボニエール
- 染錦牡丹唐草文ボンボニエール
下段左から
- 染錦網桜文ボンボニエール
- 染錦蛸唐草文平香合型ボンボニエール
- 染錦柿右衛門調平香合型ボンボニエール
いずれも藤吉憲典作。
第一弾としてあがってきたボンボニエールの形は、ベーシックなドーム型、平香合型、棗型の3種類。同じような形でも、絵付によって表情がまったく変わります。これに陽刻・陰刻や彫塑が加わってきたら、どれほどのバリエーションになるでしょう。「カタチ×絵付」の組み合わせをイメージしただけでワクワクします。まさに可能性無限大です。