紫蘭

自転車の視界と散歩の視界。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

自転車の視界と散歩の視界。

近所の郵便局まで用事でお散歩。いつもなら自転車でパッと行くところですが、外出自粛で運動不足も気になるので、歩くことに。

お天気が良く風も強くなく、お散歩日和。いつの間にか陽射しが強くなっていることに気づきます。日除けにつばの広い帽子をかぶり、マスクをつけると、かなり怪しい感じになりましたが、致し方なしということで。

海の向こうに対岸の山、建物、砂浜が見えて、今日は空気がきれいなことがわかります。空も海もきらきらの青。自転車だとサッと通り過ぎてしまう視界も、ゆっくり動くので、いろいろなものが見えます。また、自転車よりも目の位置が低くなり、近い場所や足元に目が行きます。

足元に目が行くと、やはり草花が目につきます。そろそろツツジがお終いになり、菖蒲の季節がやってくることに気づきました。シランは今が満開ですね。紫陽花も黄緑色のつぼみがたくさんつきはじめています。その他、名前の知らない花々もたくさん目。とても嬉しくなりました。

ここ津屋崎千軒は入り組んだ道が多いです。自転車では入れない狭い道を選んだり、空き地を突っ切ったりと、徒歩ならでは!で好き放題に歩いてみました。結果、郵便局までの往復は、ほとんど人に会うこともなく。

自転車目線では気づかないものに、目を止めることができました。お散歩もいいですね♪

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。