彼岸花

花祭窯の九月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の九月の庭。

9月も中旬になり、花祭窯の露地には彼岸花が咲きはじめました。例年この季節になると、スーッと茎が伸びてきて、つぼみが膨らんできます。ちょうどお彼岸に入る頃に咲き始めるので、偉いなぁ、といつも感心していました。今年は珍しく一週間ほど早いようです。

彼岸花

ヤブランの紫色は、緑のなかで目を引きます。

ヤブラン

ミズヒキソウも紅白で伸びてきました。可憐で可愛らしい雰囲気が、写真ではなかなか上手に撮れません。

ムラサキシキブは、昨年の台風から潮風で葉っぱが痛んでいましたが、復活してくれました。

紫式部

そして今回は番外的にちょうど頂きもののお花がありました。

夏の間は「緑」一辺倒だった花祭窯の露地ですが、九月に入って色数が増えてきた今日この頃です。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。